企画・特集
鳩山総理とわたし
(7)居酒屋千とせ 喜多重広社長(67)
(2009年 9/25)
居酒屋千とせの2階で=1993年11月 |
1983年12月の衆院選で三枝三郎さんが落選し、後継候補となった鳩山由紀夫さんと会ったのは、後援会の一部のような勝手連的な集まりの「大地の会」の顔合わせがうちの店の2階で行われたのが最初でした。落下傘候補と言われ、苫小牧では本当にゼロからのスタートでしたね。
今は貫録が付きましたが、最初は頼りない感じで、演説にも迫力なくはらはらしましたが、庶民的で本当にまじめな人という印象でした。利権とは無縁のクリーンなイメージが女性や若者たちの支持を多く集めたと思います。誰もが私利私欲なしで手弁当で一生懸命に応援し、初当選の時は「やったー!」と大喜びしましたね。
実は、わたしは2000年6月の衆院選に岩倉博文さん(現市長)が出馬し、それ以降の3回は、鳩山さんの応援をやめていました。岩倉さんの祖父である初代・巻次さんの妻が喜多家から嫁いでいるためです。周囲のみんなにも伝えていました。ところが、その岩倉さんと最初に争った年の選挙期間中、鳩山さんが食事をしに店に訪れてくれたことがありました。カウンター席に6~7人だったと思いますが、びっくりしましたね。でも、「票を入れてください」とか「お願いします」とかは一切言わなかったですよ。そこが鳩山さんの良さなんでしょうね
昨年の冬にも吹雪で帰れないとかで寄ってくださり、年に数回でもないですが食事に何度か来てくれています。焼き魚などやお酒も少々。若鶏の炭焼きなど一通り召し上がってくれていると思います。秘書の方に聞いてみたことがありますが、「本人がどこどこへ行きたいと言うので」と。そういう時は事前に電話を入れてくれます。うちは客の顔を見て特別扱いはしませんから、気軽なのかも知れません。それに鳩山さんも俺は代議士だというような威張る人ではないですしね。もう総理大臣なんだもんね。今年はまだ来ていないですが。総理として来てほしいですね。
鳩山内閣に望むことは、抵抗勢力に負けないで頑張ってほしいということ。負けさえしなければ勝っていることになるのだから。
民主党苫小牧支部が来年7月の市長選に候補を擁立すると言われていますが、自分としては、鳩山総理と岩倉市長は良いコンビになれるんじゃないかと期待しています。(おわり)



