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ポスト鳩山を狙う“ラグビーボール”原口総務相(2)
参議院本会議で答弁する原口一博総務相=2009年2月3日、東京・国会【時事】ことしの元旦、東京・世田谷の小沢邸。百六十六人の国会議員が「小沢詣で」をした。大部分は当選一回の若手だったが、原口氏もいた。小沢氏の前でぺこぺこ頭を垂れる姿を見て「チルドレンならいざ知らず、大臣が、そこまでゴマをするのか」と眉をひそめる議員もいたが、小沢氏と原口氏の関係は、十五年前とあまり変わらないのだろう。
党内の評判は必ずしも高くない。野田氏ら同世代議員と比べて実績、人望ともに後れを取っているという評価が定着している。一部で囁かれるあだ名は「ラグビーボール」。どこに転がるか分からないボールのように言動が左右し、信頼できないという意味だ。
原口氏自身は「次」に向けて意欲満々。他省にさきがけて政務三役会議を全面公開したり、自民党政権期に就任した事務次官を“更迭”して政治主導をアピールしようとしたり……と自身の売り出しに躍起になっている。
小沢氏は、原口氏が宰相になる資格があるか判断するため、一つの宿題を課している。永住外国人に地方参政権を与える法案の成立だ。小沢氏は昨年訪韓し李明博大統領と会談した際、同法案の成立を約束している。小沢氏が、この問題にこだわるのは、昨年の衆院選で全面支援を受けた在日本大韓民国民団(民団)の要望に応え、参院選で一層の協力を得るのが狙いとされる。小沢氏は、この法案を政府提案で成立させるよう、担当大臣の原口氏に期待している。
簡単な仕事ではない。限定的とはいえ外国人に参政権を与えることに保守勢力は猛反発しており、民主党内でも慎重論が根強い。政府側も難しい法案を抱えることに難色を示しており「出すなら議員立法で」という立場だ。
正月早々、小沢氏の側近は原口氏に会い、同法案を一月十八日召集の通常国会で成立させるよう念を押した。「分かってます。分かってます」と答える原口氏。法案の成否が自身の政治生命を左右することをよく理解しているようだ。




















































